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中小企業にも定量管理の導入を!

この度、私達はCradlePartners株式会社を設立する運びとなりました。

この会社は中小企業の経営基盤に定量管理を導入するサポートをさせていただくことを目的として設立いたしました。

税理士として長年中小企業の経営を近くで見させていただいて感じたことの一つに、中小企業経営のほぼ全てが経営をどんぶり勘定でやってしまっているということです。中にはしっかりと事業計画を立て、それを社員や外部関係者に公表してコミットメントを高め、更には期末には当初立てた計画の振り返りまできっちりと行なっている会社もありますが、それはほんのごく少数です。

代表取締役 永田 祐基

なぜ定量管理が必要?

中小企業の中で経営がうまくいっている企業と、そうでない企業に明確な差があるとするならば、それは定量管理の仕組みが社内にあるかどうかということです。数字で経営をすることができているかという点は、かなり大きな経営の成功要因であると感じています。

会社はお金が無くなったら倒産します。そして、そのお金自体が数字である限り、数字を把握しないということは、お金を気にせず経営をしてしまっているということと同義です。お金に十分に目を向けることができていないため、預金残高が減ってきてからでしか経営がピンチであるという状況に気づけません。そしてその気づく時期の遅さが、経営を自ら苦しくしてしまっているのです。

どんぶり勘定の原因をなくそう

では何故、中小企業はどんぶり勘定経営が多いのでしょうか。それは、大きく分けて、数字が苦手、数字と向き合いたくない、数字と向き合うことを継続できないという三つの理由が考えられます。中でも最後の数字と向き合うことが継続できないということが解決の難しい問題だと思います。

解決策として、簡単なものは私たちのような外部のコンサルタントに依頼し、半ば強制的に定量管理の文化を定着させるということもありです。しかし、本当の意味で継続できる定量管理の仕組みを導入しようとするのであれば、押さえておかなければならない経営指標を優先順位として絞り出し、それらの数値はほぼリアルタイムで把握できるように社内の仕組みを自動化する方法が考えられます。

これまで数字に目を向けきれなかったという経営者の方々も、会社の成長速度を加速させるために定量管理の導入を検討していただければと思います。

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